家計管理

保険の解約をあっさりと行う方法

保険を対面で契約したけれど、保険を解約したくなった人に向けてのお話です。保険を解約したくなったが、保険のメンテナンスのため、何かとアプローチしてくるセールスレディの方に中々保険の解約を言い出しづらいということはないでしょうか。

自分自身が社会人なり立ての頃、金融知識が全くなかったため、社会人になれば保険に入るものだという勧誘に応じ、死亡保障3000万という保険を契約し、その後、更なる説得に負け、5000万円という契約をしてしまっていました。今から見れば、単なるカモですよね。

その後、いろいろと勉強する中で、こんな保障は必要ないと気づき、その保険を契約しようとしましたが、セールスレディの方を介してだと解約が面倒そうだと思っていました。

そのため、当時いろいろと調べて、保険証券等の必要な書類を準備し、保険会社に窓口を直接訪問して、解約手続きをすませました。何か引き留めにあうのではないかと警戒して訪問しましたが、あっという間に解約することができました。

個別のセールスレディの方からすれば解約は痛いのだと思いますが、会社としては、必要書類を準備して来訪した解約希望者を引き留めるのは難しいと判断していたということかもしれません。解約させてもらえないなんて言うのはコンプライアンス上も問題ですしね。

解約したのは今からかなり昔の話ですが、今でも有効だと思います。コールセンターに解約の連絡をしてもいいですが、書類の送付などの手続きの間にセールレディの方からの引き留めがあると面倒なので、サクッと保険会社の窓口で解約するというのも悪くないと思います。

その保険に加入していた期間は6~7年くらいでしょうか。金融機関の方も商売なので、こちらが知識をつけないと、いくらでもカモにされてしまうということを、授業料を払って勉強させていただきました。当時自分は単身でしたので、あらゆる意味において、保障額5000万の定期保険特約付終身保険なんて不要でした。月々1万強くらいの支払でしたので、絶対額としてはそこまで大きな金額ではありませんでしたが、今思うと馬鹿でした。

なお、その後、セールスレディの方の勧誘を受けている職場の人を見かけるたびに、「ちゃんと勉強した方がいいよ」と心の中では思っています。セールスレディの方もお仕事としてされているので、その仕事の妨害のようなこともしていませんが、個人個人がある程度の金融知識を身に付けないと自己防衛はできないと思っています。

 

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ひみえし
ひみえし
中年会社員。妻と1男1女の4人家族。 2級FP。投資、家計管理、情報発信など個人としての生活力の向上に取り組んでいる。